空港のラウンジ利用やホテルの優待など、旅行系の特典が充実していることで人気のラグジュアリーカード。特典の豊富さから見落とされがちなのが、ポイントから各種航空会社マイルへの交換プログラムです。
ラグジュアリーカードのマイル事情について
- ポイントからの交換は最大1.2%の還元率
- 4つの航空会社のマイルへ交換が可能
クレジットカードを保有している人の中には、航空機への搭乗以外でマイルを貯めたい!と思われている方も多いです。そんなニーズにもしっかりと、ラグジュアリーカードは対応しています。
本記事では、ラグジュアリーカードを利用して航空会社のマイルを貯める方法や還元率などについてご紹介します。
ところでラグジュアリーカードは入会キャンペーンを開催中です。今ならお得に発行できるので、ラグジュアリーカードが気になったらチェックしてみてください。
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- ラグジュアリーカード ブラック:30,000円相当
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入会方法によってもらえるポイント数が異なり、もっともポイント数が多くおすすめなのは「アンバサダー経由」です。公式アンバサダー経由の発行だと初年度の年会費全額返金保証も付くので、その点でもおすすめです。
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ラグジュアリーカードのマイル還元率
はじめに、各ラグジュアリーカードのポイントからマイルへの還元率を解説します。ポイントからマイルへの交換レートについては、以下のとおりでカードの種類による違いはありません。
ラグジュアリーカードのポイントからマイルへの交換レート
- 1ポイント=0.6マイル
一方で、1ポイントを獲得する際に必要な決済金額はカードの種類により異なり、それに比例する形で、最終的なマイル還元率も0.6%〜1.2%とカードの種類により開きがあります。
カード | ポイント還元率 | マイル還元率 |
---|---|---|
チタン | 1.0% | 0.6% |
ブラック | 1.25% | 0.75% |
ゴールド | 1.5% | 0.9% |
ブラックダイヤ | 2.0% | 1.2% |
カードランクが上がれば上がるほど、マイル還元率が高くなるため、航空会社のマイルを効率よく貯めたいを考えている方は上級ランクのカードを保有することをおすすめします。
ポイントをマイルにする交換レート
次に、ラグジュアリーカードで貯めたポイントを各航空会社のマイルへ交換する際のレートなどについて解説をします。
ラグジュアリーカードではANAやJAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空のマイルへ交換が可能です。すでに解説した通り、交換レートについてはすべての航空会社共通の「1ポイント=0.6マイル」です。
ポイント交換の詳細については、公式ホームページも合わせてご確認をお願いします。
ANAマイルの場合
項目 | 内容 |
---|---|
交換レート | 1ポイント=0.6マイル |
交換単位 | 1,000ポイント以上、500ポイント単位 |
交換方法 | ANAマイレージクラブに入会し会員番号を取得 |
ANAマイルへ交換をする際の、概要や交換方法は上記のとおりです。
手続前に、ANAマイレージクラブへ入会を行い、会員番号の取得を行ってください。カードタイプ(クレジット機能をつけることも可能)と、デジタルカードが用意されており、後者であれば即日発行が可能です。
また申し込みから交換までは、オンラインですべての手続が完結します。
JALマイルの場合
項目 | 内容 |
---|---|
交換レート | 1ポイント=0.6マイル |
交換単位 | 1,000ポイント以上で500ポイント単位 |
交換方法 | JALマイレージバンクに入会してお得意様番号を取得 |
JALマイルへ交換をする際の、概要や交換方法は上記のとおりです。
手続前に、JALマイレージクラブへ入会を行い、お得意様番号の取得を行ってください。JMBカード / JMB WAONカードであれば、年会費無料で保有をすることができます。
またANAマイルと同じく、オンラインですべての手続が完結します。
ハワイアン航空の場合
項目 | 内容 |
---|---|
交換レート | 1ポイント=0.6マイル |
交換単位 | 1,000ポイント以上で500ポイント単位 |
交換方法 | Hawaiian Milesに入会してアカウント番号を取得 オンラインでの手続きは不可 連絡先:0120-080-392(9:30~18:00/日祝年末年始休) |
ハワイアン航空のマイルへ交換をする際の、概要や交換方法は上記のとおりです。
ANAやJALとは異なり、オンラインでの受付ができず、コールセンターへ申込みが必要な点については注意が必要です。
また申込みからマイルの付与までは、通常4~6週間程度かかります。旅行や出張などですぐにマイルを使う場合は注意が必要です。
ユナイテッド航空の場合
項目 | 内容 |
---|---|
交換レート | 1ポイント=0.6マイル |
交換単位 | 1,000ポイント以上で500ポイント単位 |
交換方法 | マイレージプラス・プログラムに入会して会員番号を取得 オンラインでの手続きは不可(カスタマーサポートへの電話をして手続き) 連絡先:0120-080-392(9:30~18:00/日祝年末年始休) |
ユナイテッド航空のマイルへ交換をする際の、概要や交換方法は上記のとおりです。
ハワイアン航空と同じく、コールセンターでのみ交換対応が可能、付与までは4~6週間程度の時間が必要です。
ユナイテッド航空は、スターアライアンスに加盟する航空会社です。ユナイテッド航空のマイルを利用して、ANAやタイ航空など同アライアンスの特典航空券を予約することも可能。使い勝手の良い交換先の一つです。
ラグジュアリーカードでマイルを貯めるのは微妙?
ラグジュアリーカードは、世間では下記のようにマイルの還元率が悪いといった声が上がっています。
結論から申し上げると、マイルに重点を置いたカードではないため還元率は他のクレジットカードには劣るのが事実です。
その真相について、最後に詳しく解説します。
カード決済でしか貯められない
ラグジュアリーカードでマイルを貯めるには、まずは原資となるポイントを貯める必要があります。
他社のクレジットカードなどを見てみると、入会キャンペーンや期間限定キャンペーンなどを多数行い、決済以外の方法でもポイントを獲得できる施策を実施しています。
一方でラグジュアリーカードに関しては、キャンペーンなどをめったに開催することがなく、実質的にポイントを貯めるためにはカード決済を行うしかありません。
ラグジュアリーカードはキャッシュレス決済へのチャージや、税金支払でもポイントを貯めることのできるメリットはありますが、決済以外の手段でポイントを貯めることができないのはマイナスと言えます。
マイル還元率は良いわけではない
ラグジュアリーカードのマイル還元率は、最高ランクのブラックダイヤモンドでも1.2%です。
ラグジュアリーカードよりもランクの低い他社のクレジットカードの中には、2.0%などの還元を行っているカードもあるため、決して還元率が良いカードではありません。
参考までに、マイル還元率の高いクレジットカードを下記にいくつかご紹介します。
カード名 | 還元率 |
---|---|
ANA JCB一般カード | 2.0% |
ANAカード(一般カード) | 0.5%~3.0% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 1.0%~2.0% |
JALカード NAVI | 1.0%~2.0% |
個人・ビジネスカードを合算できる利点
ラグジュアリーカードのマイルについて、マイナスな印象が続きましたがもちろんプラスの要素もあります。
ラグジュアリーカードを個人用と法人用の2枚を保有している場合は、双方のカードにポイントの移行をすることが可能です。
この制度をうまく利用し、出張などの際に法人カードにポイントを移せばマイルに交換をし、航空券の経費を浮かせることができます。
個人事業主や社長さんなどで、個人カードも合わせて保有し、ポイントが余ってしまった、使い道がなくて困っている方はぜひビジネス用途としてもポイントが使えることを覚えておいてください。
ラグジュアリーカードのマイル事情まとめ
ラグジュアリーカードを利用して、ポイントからマイルへ交換する方法や、還元率などについて解説をしました。本記事の要点を改めてまとめると以下のとおりです。
ラグジュアリーカードのマイル事情のまとめ
- カードランクで還元率は異なり、0.6%〜1.2%で交換可能
- ANA、JAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空のマイルへ交換が可能
- マイル還元率は他社と比較すると、高いわけではない
- 個人・ビジネスカードでポイント(マイル)の合算利用が可能
還元率は他のクレジットカードと比較してすば抜けて高いわけではありませんが、他の旅行系の特典などと合わせて利用をすると、決してマイナスな面が多いカードではありません。
本記事を参考にご興味を持たれた方はぜひ、公式サイトよりカード申込のお手続きをお願いします。最短5営業日でカード発行の手続きが完了するため、すぐにマイルを貯め始めることが可能です。